【ニュース】 LIFULLと浜松市、空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定を締結 静岡県浜松市
2021.02.04
株式会社LIFULL(東京都千代田区、井上高志社長)と浜松市(鈴木康友市長)は2月3日、同市の地域経済の活性化を目的に、空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定を締結した。
同協定では、同市の空き家・空き地やその他の遊休不動産を利活用した移住・定住を含む関係人口の創出と企業誘致の充実を図るため、同分野で専門的知識や情報ネットワークを持つLIFULLと連携することにより、関係人口の構築、空き家の発生抑制、地域情報の全国的な発信、物件活用やコミュニティ醸成のための地元人材の養成や外部人材とのマッチングなどを目指す。
同市は、人口約80万人、全国の市町村で第2位の面積を有する静岡県最大の政令指定都市だが、少子高齢化が年々進行、地域の担い手不足や市街地での空き家の増加が懸念されているという。
一方、LIFULLグループは、不動産・住宅に関する知見をもとに
「LIFULL地域創生ファンド」による投資事業や、国土交通省の採択事業「LIFULL HOME’S空き家バンク」の運営を行っている。
これまでに、全国10か所の自治体と連携協定を締結し、空き家の利活用を軸とした地域おこしを支援してきた。
また都市部のフリーランスや企業などが参画する共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons」を運営、全国11か所で拠点を展開し、地域でのテレワーク環境の整備と関係人口の構築を推進してきたという。