【ニュース】 お茶屋 華ひめ楼、隣接地の古民家を改修し「華ひめ楼」として11月に開業、道後唯一のお茶屋でお座敷文化を体験 愛媛県松山市
2020.11.02
「お茶屋 華ひめ楼」(愛媛県松山市、田中美帆代表)は、道後温泉の賑わいを創出し、地域の魅力向上から経済の活性化を目指すため、隣接地の古民家を改修、「華ひめ楼」として2020年11月に開業する。
同施設は、日本の伝統芸能やお座敷文化を体験できる、道後唯一のお茶屋。
道後温泉では、明治時代より、芸妓を旅館の宴会に呼び、お座敷遊びでもてなすという風習があり、最盛期には1,000人を超す芸妓が活躍していたが、近年は旅行のスタイルが団体から個人旅行に変わったことから、団体用の宴会場が姿を消し、芸者を呼ぶお座敷がめっきり少なくなっていたという。
こうした状況の中、今回のコロナショックの影響が重なり、3月以降はお座敷がかからなくなり、芸妓は非常に厳しい状況に置かれていた。
今回の同プロジェクトは、旅館でのお座敷に代わり、旅館や各方面の支援のもと、道後で継承されてきた芸妓文化を守り、後継者を育成し、次代へ引き継ごうというもの。
「お茶屋 華ひめ楼」の所在地は愛媛県松山市道後湯之町13-4。
定休日は水曜日(予定)、営業時間は11時~13時30分・18時~
24時。
業務内容は食事、お座敷など。
価格帯は税込3,000円~。
問い合わせは、道後湯之町検番田中まで。