【ニュース】 京浜急行電鉄、築90年の木造建築群をリノベーション、令和の時代の新しい「コミュニティ拠点」を目指す複合施設を2020年冬にオープン 東京都品川区

2020.10.23
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、原田一之社長)は、品川区に所在する築90年の木造建築群をリノベーションし、令和の時代の新しい「コミュニティ拠点」を目指す複合施設「SHINAGAWA
1930」を2020年冬にオープンする。

同施設周辺は、1日の平均乗降人員が約29万人の京急本線「品川」駅より徒歩10分のエリアに位置しながら、かつて東海道五十三次の最初の宿場として栄えた品川宿にほど近いエリア。
同施設を含む、周辺に点在していた木造建築はかつて「しながわ
100景」に選ばれたことがあるなど、都心部でありながら江戸の面影も残る地域だという。

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今回は全5棟のうち1棟をコワーキングスペースに、1棟をソーシャルカフェ」として開業。
施設名称には、1930年(昭和5年)に建築されたとされる同施設の歴史を残すため、「1930」を取り入れた。

同施設のコーディネートと運営は、多数のリノベーション事業を手掛ける京急グループの株式会社Rバンク(東京都渋谷区、森利明社長)が行う。

京急グループは、同施設を通じ、歴史ある品川エリアの新しい魅力発信と、利用者と地域間の交流促進による地域の活性化に努めるとともに、残りの3棟に関しても順次開発を検討していくとしている。

「SHINAGAWA 1930」の所在地は東京都品川区北品川1丁目21番地、交通は京急本線「品川」駅より徒歩10分、京急本線「北品川」駅より徒歩4分。
構造・規模は木造・地上2階建(築90年)。
延床面積は約457.33㎡(登記簿)。
オープン日は2020年冬(予定、棟によってオープン時期が異なる)。