【ニュース】 日鉄興和不動産など、「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」を着工、地上38階の大規模オフィスビル 東京都港区

2020.10.20
日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、今泉泰彦社長)・第一生命保険株式会社(東京都千代田区、稲垣精二社長)・関電不動産開発株式会社(大阪市北区、勝田達規社長)・東京ガス不動産株式会社(東京都港区、穴水孝社長)・九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、青柳俊彦社長)・大成建設株式会社(東京都新宿区、相川善郎社長)が保留床取得者として参画する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」(代表施行者:独立行政法人都市再生機構、実施設計・施工:大成建設株式会社)は、2020年9月に新築工事を着工、本格的にプロジェクトを始動した。

同プロジェクトは、旧虎の門病院跡地で、虎ノ門・赤坂エリアの価値を最大化し、国際競争力強化に資する新たなビジネス拠点を整備するもの。
同グループは2019年3月の保留床取得者への正式決定後、競争入札応募時の企画提案の実現に向けて関係者と協議を重ねてきた。
今後も同グループ各社の実績・ノウハウを最大限に活用し、2023年11月(予定)の竣工に向け、同プロジェクトを推進する。

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同プロジェクトでは、老朽化していた虎の門病院・国立印刷局・共同通信会館の機能更新と、安全で快適な歩行者ネットワークの形成という地域の課題・ニーズに対し、街区を一体的・段階的に開発。
高機能オフィスの整備、歩行者ネットワークの拡充、都市防災機能や都市環境の向上を図る。

また、「虎ノ門ヒルズ」駅・「虎ノ門」駅・「溜池山王」駅に囲まれたエリアの結節点という立地の特性を生かし、周辺街区への歩行者ネットワークを拡充するとともに、2階レベルのデッキを通じて「虎ノ門ヒルズ」駅にも接続するなど、高い交通利便性を確保する予定。

「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 業務棟」の所在地は東京都港区虎ノ門2丁目105番。
主要用途は事務所、店舗、業務・生活支援施設、駐車場。
敷地面積は約2万2,500㎡、延床面積は約18万700㎡。
階数は地上38階・地下2階(建物高さ約180m)。
構造は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)。
オフィス貸室の対象フロアは22~37階(16フロア)、総貸室面積は約5万3,300㎡。