【ニュース】 広島県、AI/IoT実証プラットフォーム「ひろしまサンドボックス」の各実証実験のプロジェクトで得られたデータ・メタデータを公開 広島県広島市
2020.10.13
広島県は、2018年に開始したAI/IoT実証プラットフォーム「ひろしまサンドボックス」の各実証実験のプロジェクトで得られたデータまたはメタデータを公開、データ利用希望者と提供者をマッチングさせるサイトを10月12日にオープンした。
「ひろしまサンドボックス」では、農業・水産業・観光・交通・製造業など各産業分野のプロジェクトが進行中。
その各実証実験のプロジェクトで得られたデータまたはメタデータを、「ひろしまサンドボックス データカタログサイト」上でオープンデータ・シェアードデータとして公開する。
今回の同取り組みでは、同サイトを通じ、企業が共有できるデータ(シェアードデータ)の情報を公開、データ利用希望者とデータ提供者とのマッチングを行うほか、データの利活用に関するニーズの把握や分析を行うなど、データの流通・利活用の促進に役立てていく予定。
広島県では,2019年7月に「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進本部」を設置、「仕事・暮らしのデジタル化」「地域社会のデジタル化」「行政のデジタル化」という3本柱で取組を進めている。
今回の「データカタログサイト」「データ連携基盤」の取組はその第一歩となるもの。
今後は、デジタルトランスフォーメーション推進の基盤として、行政が保有する再利用可能なデータをオープン化、産学官金民の様々な主体が連携することで、新たなビジネスモデルや「データ×データ」による高付加価値情報が生まれるデータ連携の仕組みの構築を目指す。