2020.10.12
南山城村商工会（京都府南山城村、大久保徳己会長）は10月9日、公式サイト「村のええもんめっけ‼」で、オンライン限定の村産品の特別予約販売を開始した。

販売する商品は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、対面販売が落ち込んだことで販売機会が減少している村産品。
同商工会が、総額5,000円相当の村産品を市場価格で買い上げた後に破格の特別価格1,000円（送料込）で発送する。
1,000セット限定で、売り切れ次第終了、1回の発送件数には限りがあり、10回以上に分けての予約販売となる。

南山城村は、京都府の東南端に位置し、人口2,600人余りの府内唯一の村。
高齢化が進み人口も減少している中、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、対面販売率が減少したことで村産品の売れ行きも滞っている。

こうした中、同商工会では、消費者の購買行動の多様化が一段と進む中、対面販売以外の村産品の新たな販路モデルを構築し、村のブランド化を進める目的で公式サイト「村のええもんめっけ‼」を開設。
今回は1,000セット限定で、売り切れ次第終了となるが、ふるさと納税で購入可能な商品もあるという。

「村のええもんめっけ‼」の販売時期は2020年10月9日～2021年1月下旬予定。
価格は1,000円（消費税込、送料無料）。
数量は限定1,000個（売り切れ次第終了）。
内容は市場価格5,000円相当の南山城村産品の詰め合わせ（お茶・米・野菜・菓子等の加工品）。
なお同事業は、コロナ対策で国からの補助金のもと実施している事業で、粗悪品を販売するものではないとしている。