2020.10.06
堺市は、展覧会「四代田辺竹雲斎展 －伝統とは挑戦なり－」をさかい利晶の杜（堺市堺区）で2020年10月24日～11月23日に開催する。
展示内容はインスタレーション作品を含む約25点。
共催はさかい利晶の杜。

同展では、四代田辺竹雲斎の伝統的な竹工芸作品とともに、現代的な造形作品、漆芸とのコラボレーション作品、さらに空間に広がるインスタレーション作品もあわせて紹介。
多岐にわたる作品を通じ、四代田辺竹雲斎が伝統と向き合い挑戦し続ける、革新的な竹工芸の可能性に迫るという。

写真は2019年にトルコ・オドゥンパザル近代美術館（OMM）で制作されたインスタレーション。
同展では新たに同館の空間に合わせて制作する。

四代田辺竹雲斎は、かつて竹工芸制作が盛んであった堺で生まれ育ち、大学卒業後、父・三代田辺竹雲斎の元で修行。
花籃や茶道具など伝統的な作品を制作し、一方で竹のオブジェやインスタレーションといった新しい時代に即した作品も創作しているという。

展覧会「四代田辺竹雲斎展　－伝統とは挑戦なり－」の開催日時は2020年10月24日～11月23日の9時～18時（入館は午後5時30分まで）、休館日は11月17日。
開催場所はさかい利晶の杜（堺市堺区宿院町西2丁1-1）。
同展覧会の観覧料は無料（ただし、さかい利晶の杜観覧料が必要）。