【ニュース】 富山県、新たにオンラインツールを活用した観光事業を展開、観光資源の魅力を全国へ切れ目なく発信 富山県富山市

2020.10.02
富山県は、ユニークなオンライン観光事業「旅する前に、出会える喜び。Online TOYAMA Travel」を展開する。

同事業は、新たにオンラインツールを活用し、地元の各分野の「案内人」とのオンラインでの交流や県を代表する産業の現場の映像、作り手の思いがこもった特産品などを通じ、どこからでも富山の多彩な魅力に触れることができるというもの。
第1回は2020年10月9日に実施する。

同県では、モデル的に実施する同事業を通じ、観光資源の魅力を全国に切れ目なく発信することで、実際に同県を訪れるきっかけとなることを期待しているという。

「旅する前に、出会える喜び。Online TOYAMA Travel」では、それらの魅力が詰まった富山ならではの食や工芸品などを、各回のテーマにちなんだ「旅のお土産」として届け、その作り手自らがそこに込めた思いや技、それを育んだ富山の自然や歴史文化などの背景を語る。

第1回目となる「和菓子×伝統工芸」の回では、ドラマ「私たちはどうかしている」にも登場して話題となった、富山を代表する和菓子処の一つ「引網香月堂」の4代目・引網康博さんが参加者一人ひとりのリクエストに応え、即興で和菓子を作る。
さらに、400年の歴史を誇る高岡銅器「四津川製作所」の四津川兄弟も登場し、引網さんとのコラボで作ったアルミ鋳造製の菓子切りや富山のお茶文化について、参加者と共に語らうという。

第1回「和菓子×伝統工芸」の実施日は2020年10月9日、締め切りは2020年10月7日12時(応募多数の場合は抽選を予定)。
募集人数は10名、参加費は3,000円。
参加方法はZoomを使用したオンラインイベントとなるため、端末とネット環境が必要。