【ニュース】 山形県、東北地方トップの漁獲量を誇るズワイガニ漁が全国に先駆け1か月早い10月1日より解禁 山形県酒田市
2020.09.29
山形県では、東北地方トップの年平均45t(直近10年間平均)の漁獲量を誇るズワイガニ漁が、全国に先駆け1か月早い2020年10月1日より解禁される。
荒波の冬の庄内浜、特に由良地区で水揚げされるズワイガニのオスは「芳ガニ」と呼ばれ、地元では以前から親しまれてきた。
さらに庄内浜産ズワイガニを広く知ってもらうため、「重さ1.0㎏以上」「甲幅13cm以上」「身がぎっしり詰まっている」など一定の基準を満たした最高品質の活ズワイガニを「庄内北前ガニ 特選」と命名。
厳しい出荷基準により、漁獲量も少なく極めて希少なカニのため、昨年の初ぜりでは1万4,000円(浜値/1.4㎏)の値をつけたという。
水揚げ場所は酒田港(山形県酒田市)、由良漁港・鼠ヶ関漁港(山形県鶴岡市)。
なお同県内では、2020年10月2日~2021年1月15日の期間、庄内地域の飲食店・旅館・ホテルで庄内浜産ズワイガニを使用した各店自慢の料理が提供されるキャンペーンが開催されるという。