【ニュース】 東急不動産など、ホテル「nol kyoto sanjo」を11月1日に開業、ロビー・ラウンジには日本酒造「キンシ正宗」の伝統ある京町家を活用 京都府京都市
2020.09.14
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、岡田正志社長)は、ホテル「nol kyoto sanjo(ノル キョウト サンジョウ)」(京都市中京区)を2020年11月1日に開業する。
運営は東急リゾーツ&ステイ株式会社(東京都渋谷区、田中辰明社長)。
同ホテルのロビー・ラウンジは、京都市中京区で創業した日本酒造「キンシ正宗」の販売所として使用されていた伝統ある京町家を改修したもの。
各客室には電子レンジや洗濯乾燥機、標準客室にはミニキッチンを設置、旅先での日常に触れながら「自分らしく、普段通りに、その地域を楽しめる」ホテルを目指す。
東急不動産グループでは現在、京都市内で中長期滞在型ホテル「東急ステイ」2施設と会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」1施設を展開。
今回、新たに同ホテルを開業することで、更に幅広いニーズに対応する。
また、町家を改修し再活用することで、町家が年々減少する社会課題にも対応、「京町家」や「酒」を中心とした京文化を国内外へ発信するという。
町家を改修した宿泊者専用ラウンジでは、町家の趣きを残すため、町家改修の第一人者である魚谷繁礼氏にデザイン・設計を依頼。
エントランス部分では、本物の町家の中で寛ぐことができるほか、キンシ正宗の日本酒を味わえるウェルカムドリンクも用意する。
客室は、古き町家を通り抜け、象徴的な坪庭の先に配置。
2名利用に適したタイプから、4名まで一緒に宿泊可能なタイプ、更に和室付きでより広々と利用できるタイプまで、全3タイプ・48室を用意する。
各客室には電子レンジや洗濯乾燥機、標準客室にはミニキッチンを設置、京都ならではの食料品が揃う商店街として人気の「錦市場」で購入した食材を客室で愉しむことも可能だという。
「nol kyoto sanjo (ノル キョウト サンジョウ)」の所在地は京都市中京区堺町通姉小路下る大阪材木町700番、交通は京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅より徒歩5分。
延床面積は2,424.34㎡、構造・規模は木造・鉄筋コンクリート造、地上5階建。
客室数は48室、付帯施設は町家ラウンジ。
開業日は2020年11月1日。