【ニュース】 九州周遊観光活性化コンソーシアムと軒先、「車泊」の8月の予約件数が昨年同期比で約2倍・取扱高が2.8倍に急伸 福岡県福岡市
2020.09.09
九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク株式会社、福岡市博多区、山川修社長)は、同コンソーシアムが運営する事業「車泊(くるまはく)」で、8月度の予約件数が昨年同期比で約2倍・取扱高が2.8倍に急伸したと発表した。
同事業は、九州各地の観光振興を目的とした事業で、不稼働時間帯の駐車場や未活用の遊休地に、車中泊が可能になるルール整備と、無人運用が可能な電源提供型の駐車管理システムを導入する実証事業(総務省「IoT サービス創出支援事業」シェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデルの実証事業)。
軒先株式会社(東京都千代田区、西浦明子代表)が運営するプラットフォーム「軒先パーキング」を活用している。
新型コロナウイルスの影響で、観光業は全体的に大きく落ち込む中、感染拡大予防と地域経済活性化の両立を実現できる形のマイクロツーリズムが注目を集めている。
中でも、他人と接触する心配がなく、大自然の中でプライベートな時間を楽しめるとして、自家用車やキャンピングカーを利活用した「車泊」は好評で、緊急事態宣言解除後の5月末からは需要は急増。
2020年8月の車泊利用のうち、全体の93%は九州地方在住者による利用だったという。
現在、展開中の主な車泊地は、「那珂川清滝」(福岡県那珂川市)・「道の駅 おおき」(福岡県大木町)・「幸楽窯」(佐賀県有田町)・「道の駅 きくすい」(熊本県和水町)・「草枕温泉てんすい」(熊本県和水町)・「道の駅 あそ望の郷くぎの」(熊本県南阿蘇村)・「道の駅 錦」(熊本県錦町)・「道の駅子守唄の里 五木」(熊本県五木村)・「国民宿舎くじゃく荘」(長崎県川棚町)・「島原城」(長崎県島原市)・「あるかぽーと」(山口県下関市)など。