2020.09.07
大和ハウス工業株式会社（大阪市北区、芳井敬一社長）は8月31日、大型複合商業施設「（仮称）春日井商業プロジェクト」（愛知県春日井市）の開発に本格着手した。

同施設は、商業施設「ザ・モール春日井店Part1」跡地に開発する同市最大の複合商業施設。
「ザ・モール春日井Part1」は、合同会社西友（東京都北区）が
1977年6月に開業した大型商業施設で、2019年2月の閉店に伴い、大和ハウス工業が建物の解体作業を進めていたもの。
新たに開発する同施設では、約70テナントを誘致し、2021年秋に開業する予定。

同施設の所在地は、JR「名古屋」駅から車で約40分に位置し、国道19号線に面した一画。
周辺エリアはベッドタウンのため、5km圏内に30万人が居住しており、豊富な需要が見込まれる。
出生率も高く、ファミリー層から根強い人気をもつエリアだという。

建物は、地上3階建てで、敷地面積は約6.4万㎡、総延床面積は約8.1万㎡。
食品スーパーを核テナントとして据え、コト消費を促す複合レジャー施設や生活雑貨店、家電量販店、フードホールなど約70店舗のテナントで構成、子どもから大人まで毎日楽しめる施設を目指す。
また、1階フードエリアの広場やメインエントランスホールを活用し、マルシェなどのイベントを定期的に開催、地域住民の交流の場も創出するとしている。

「（仮称）春日井商業プロジェクト」の所在地は愛知県春日井市六軒屋町字東丘22他、交通はJR「名古屋」駅より車で約40分、国道19号線沿い。
敷地面積は6万4,322.07㎡、延床面積は約8万1,846㎡、店舗面積（予定）は約4万㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上3階建て。
駐車台数は約2,200台。
着工日は2020年8月31日、オープン予定は2021年秋。