【ニュース】 NOTE、古民家再生による一棟貸し・地域分散型宿泊施設「NIPPONIA」の展開エリアを2021年度中に10地域増、合計29地域に 兵庫県丹波篠山市

2020.08.26
株式会社NOTE(兵庫県丹波篠山市、藤原岳史代表)は、同社が展開する「NIPPONIA」事業の実施エリアを2021年度中に10地域増やし、合計29地域(2020年8月時点予定)まで展開する。

同事業は、その土地に残る空き古民家等を店舗や宿泊施設として再生させることで地域を活性化し、それにより、地域の暮らしが歴史的文化的資源とともに次世代に継承されることを目指す事業。
これまでに国内19地域で81棟・131室を展開してきた。

同事業では、地域行政、地元企業などと連携し、地域毎にその地域だけの事業主体を構築。
地域に寄り添った体制で事業に取り組むことを特徴としている。

また昨今、日本国内に多大な影響を及ぼしているコロナ禍でも、「NIPPONIA」の施設は一棟貸し・地域分散型宿泊施設などの特徴を持っていることから、「密閉・密集・密接」の三密のリスクが低い滞在環境を提供できるという。

分散型宿泊施設とは、地域内に客室を分散させる宿泊施設の形態。
客室を地域内に分散させることで宿泊客の地域内回遊性が高まり、地域との接点が多く生まれ経済効果も期待されるため、地方創生の切り札として注目を集めているという。

同社は今後、地域ごとに特徴のある日本の風景や暮らしを100年先に繋げるため、2021年度春までに合計29地域で112棟・194室を展開するとしている。