【ニュース】 ネクストエナジー・アンド・リソース、両面発電モジュールを採用した屋根建材一体型カーポート「Dulight」を販売 長野県駒ケ根市
2020.08.21
自然エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(長野県駒ヶ根市、伊藤敦社長)は8月20日、両面発電モジュールを採用した屋根建材一体型カーポート「Dulight(デュライト)」の販売を開始した。
同製品では、モジュール両面で発電が行えるため、片面モジュールに比べ実発電量が上昇。
また、屋根材の上に太陽電池モジュールを載せる従来の一般的なカーポートとは異なり、太陽電池モジュール自体がカーポートの屋根そのものとなることで、従来工法の屋根材や屋根材設置工事のコスト削減にも繋がるという。
日本では現在、再生可能エネルギーの主力電源化実現に向けて動き出しており、従来の大規模集約型から、個人や企業が電源を保有する小規模分散型へ移行しようとしている。
中でも太陽光発電設備は、小規模分散型電源として普及拡大の可能性が高く、発電した電気を家庭やオフィスで自ら消費する「自家消費型」の太陽光発電設備の導入は、様々な場所や地域で期待されているという。
特に駐車場は、公共施設をはじめ工場や店舗、オフィスや家庭まで、幅広く発電設備の設置が可能とされている。
同社では今後、電気自動車の普及とともに、再生可能エネルギーの充電設備としての駐車場の重要性も増すと予測。
同製品の販売を含め、今後も分散型電源としての再生可能エネルギーの普及を推進するとしている。