【ニュース】 三好市など、黒沢湿原で「サギソウ」が見頃に、開花は例年よりも1週間ほど遅れ、8月中旬まで楽しめる見込み 徳島県三好市

2020.08.14
日本三大秘境のまち・三好市の標高およそ550mに位置する「黒沢湿原(くろぞう・しつげん)」では、三好市の花に指定されている「サギソウ」が見頃を迎えている。

三好市観光協会によると、今年は梅雨の時期が長かったため、「サギソウ」の開花は例年よりも1週間ほど遅れ、8月中旬まで楽しめる見込み。

また黒沢湿原では、サギソウの他に水連も見頃だという。
さらに、これからの時期は、ミソハギやヒツジグサといった植物、トンボなどの生物が観測できるとしている。

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「サギソウ」はラン科の多年草で、日当たりの良い湿地に育つ花。
直径2~3cmほどの白い花で、サギが羽を広げたような形をしていることからこの名が付けられた。

黒沢湿原は、東・西・北の三方が標高600m余りの山々に囲まれた、広さ約27haの湿原で、敷地内には四季折々の珍しい草花が咲き、様々な昆虫の生息地となっている。
敷地内には、散策コースがあり、所々に設置してあるベンチで小休憩したり、高台にある展望台では敷地内を一望することができるとしている。

なお、黒沢湿原までは、JR「阿波池田」駅より約16km、山道を車で35分ほど。