【ニュース】 両備ホールディングス、高速バス4列シート車両用の飛沫感染防止用透明パーテーションを自社開発、通常定員での運行を開始 岡山県岡山市

2020.08.03
両備ホールディングス株式会社(岡山市北区、松田敏之社長)で高速バス運行を手掛ける両備バスカンパニー(社内カンパニー)は、高速バス4列シート車両用の飛沫感染防止用透明パーテーションを自社開発、8月1日運行便より、順次設置を開始した。

同社では現在、高速バスの4列シート車両は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、座席の使用制限を行なって運行しているが、座席の使用を全席に戻すにあたり、安心して利用できるように同パーテーションを設置するという。

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同パーテーションは、車両担当者がオリジナルで開発。
縦30cm×横38.2cm、PET樹脂と呼ばれる柔らかい素材でできており、座席の顔の位置に取り付ける。
隣同士だけでなく、前後にも飛沫が拡がるのを防ぐことができる仕様だという。

同社では、岡山~大阪便(リョービ・エクスプレスなんば)で8月1日より、同パーテーションを設置し通常定員での運行を開始。
他の便にも順次設置する予定としている。

また、自社開発により低価で製作できた同パーテーションは、希望により同業他社にも提供、業界を挙げて出来る限りの安全・安心対策に努めるとしている。