【ニュース】 新穂高ロープウェイ、開業50周年で日本唯一の2階建てゴンドラをリニューアル、店舗・駅施設などもリニューアルオープン 岐阜県高山市
2020.07.22
奥飛観光開発株式会社(岐阜県高山市)が運営する新穂高ロープウェイ(岐阜県高山市)は2020年7月15日、開業50周年を迎えた。
同社はこれを記念し、7月22日より日本唯一の2階建てゴンドラをリニューアルするなど記念施策を実施。
合わせてロープウェイ運賃の改定も実施した。
今回リニューアルした2階建てゴンドラは、第2ロープウェイの2両で、カルバテック社(オーストリア)製の車両を導入。
ガラス面積の拡大、防曇・防凍ガラス導入によるクリアな視界の確保、車内案内モニターの搭載(1両あたり4台、多言語での案内情報の提供)などが特徴で、乗車定員は105名(乗務員1名含む)としている。
合わせて、第2ロープウェイ「しらかば平」駅では、ベーカリー店舗・駅施設をリニューアル。
ベーカリー「アルプスのパン屋さん」の売場面積を拡大し、メニューを拡充するとともに、北アルプスの雄大な自然を眺めることができるビューラウンジを新たに設置した。
多目的トイレ・授乳室を新設し、駅の待合スペースの改装を実施するなど、駅施設の充実も図ったという。
また、「新穂高温泉」駅・「しらかば平」駅に、多言語対応・キャッシュレス決済対応の多機能自動券売機を導入。
インターネットでのロープウェイ乗車券販売を新たに開始し、事前にインターネットで乗車券を購入することも可能とした。