【ニュース】 静岡鉄道、コワーキングスペース・シェアオフィス「=ODEN」を2020年9月下旬に開業、角地を活かし感染防止対策 静岡県静岡市
2020.07.17
静岡鉄道株式会社(静岡市葵区、今田智久社長)は、コワーキングスペース・シェアオフィス「=ODEN(イコール・オデン)」を
2020年9月下旬に開業する。
同計画は、2019年度に発足した沿線活性化を目的としたプロジェクトチーム「プロジェクト11(イレブン)」が企画開発するもの。
静岡で新たな交流やビジネスが生まれる拠点を目指し、「オープンイノベーション型」のコワーキングスペース・シェアオフィスを提供する。
施設名には、「おでんの具のように、1人ひとりが全く異なる個性豊かな人材が集まって、お互いの出汁を吸収し合い、煮込み合うことで新たなODEN(=ビジネス)をつくる」という意味を込めたという。
ロゴデザインは、静岡鉄道沿線の静岡デザイン専門学校とコラボレーションし、生徒の協力を得て、コンペで決定した。
同施設は、1階にコワーキングスペース・展示スペース・キッチンを配置、キッチンを中心におでん横丁のように「交流が生まれやすい空間」を提供する。
悩みを貼ったり、得意をPRしたりできるマッチングボードを設置、新たなビジネスが生まれる仕掛けを用意するほか、イベントの開催も可能。
2階にはシェアオフィス・会議室・テレビカンファレンスルームを配置、落ち着いて仕事ができる固定席で新たな働き方に対応するという。
なお、新型コロナウイルス感染防止対策では、利用者にマスクの着用・入出時のアルコール消毒を要請、体温検査を実施するほか、角地で三方向に窓があることを活かし、窓を開放し、換気を十分に行う(エアコン利用時でも30分に一度を目安に窓を全開)。
また、席の間隔を2ⅿ以上確保、利用が終了した机や椅子はアルコール消毒を行うとしている。
「=ODEN(イコール・オデン)」の所在地は静岡市葵区鷹匠2丁目8番地10、交通は静岡鉄道「新静岡」駅より徒歩3分、JR東海道本線・東海道新幹線「静岡」駅より徒歩10分。