【ニュース】 桐生市の市民有志団体「Sukiryu」とバカン、市内の店舗や各種施設のリアルタイム混雑情報を配信、「密」を可視化 群馬県桐生市

2020.07.15
桐生市の市民有志団体「Sukiryu(すきりゅう)」と、AI・IoT関連企業の株式会社バカン(東京都千代田区、河野剛進代表)は7月15日、桐生市の賛同のもと、市内の飲食店や小売店など店舗や各種施設のリアルタイム混雑情報を配信し、街のあらゆる場所の「密」可視化を実現する取り組み開始する。

同取り組みは、市内の飲食店や小売店などの店舗や各種施設の現在の混雑情報をインターネット上で一覧可能とし、事前に混み具合を確認するなど安心を担保しながら来訪できる環境を提供するというもの。
7月15日時点では、同市立図書館や同市観光情報センターなどの公共施設なども含め21件の情報を配信。
今後は7月中に30件、8月中に100件の店舗・施設の混雑情報を配信する予定だという。

「密」可視化にあたっては、バカンが提供する混雑情報配信マップ「VACAN」とその技術を活用。
情報の配信元となる店舗・施設には、「空」「やや混雑」「満」の3つのボタンがついたデバイスを設置する。
同デバイスを各店舗・施設のスタッフが操作することで、VACANのマップ上の表示も「空きあり」「やや混雑」などに切り替わるとしている。

なお、「Sukiryu」は、コロナ禍でも桐生に安心して訪れてもらえる環境の実現を目指す有志団体で、商店街やまちづくり団体などで構成。
今回の同取り組みへの加盟店舗・施設の募集については、バカンのHPまたはメールで受け付けている。