【ニュース】 和歌山市など、同市初の道の駅「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」を四季の郷公園内で7月18日にグランドオープン 和歌山県和歌山市

2020.07.13
和歌山市は、同市の四季の郷公園(和歌山県和歌山市)で、同市初の道の駅「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」を7月
18日にグランドオープンする。
運営は有限責任事業組合FOOD HUNTER PARK(和歌山県和歌山市、彦惣康宏代表)。

四季の郷公園は、農業公園として誕生し、豊かな自然と様々な生き物が息づく場所。
今回の道の駅では、建物や取り組みに様々な自然と共生する仕掛けを用意、「火の食堂」「水の市場」「炎の囲炉裏」「木の庭」「土の農園」の5つのエリアで構成する。
縄文時代の自然との付き合い方にならい、自然の中で「食を学び、穫(狩)り、食べる」持続可能な自然共生型の「道の駅」を目指す。

なお、道の駅のエントランス広場で出迎えるシンボルツリー「アコウの木」は、プラントハンターの西畠清順さんに、今回の道の駅のコンセプト「Be Wild. 野生を楽しもう。」に沿って選定してもらったという。

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「火の食堂」は、かまどごはんや焙煎コーヒー・石窯パンなど、火を近くに感じるレストラン。
和歌山の素材にこだわった「四季の定食」をはじめとする定食類や単品メニューの他、焼きたてパンの販売やスイーツなどカフェメニューも用意する。
メニューの開発には、料理研究家の飯島奈美さんが協力した。
醤油や梅干し、金山寺味噌など日本の食の原点である和歌山を身近に感じている飯島さんの、あたたかく美しい食卓の風景を和歌山の豊富な食材と共に楽しめるとしている。
レストラン中央の約5mの大木には、地元和歌山の山中で倒れていたものを大切に運搬し再活用した。

地域の食材が購入できる産直「水の市場」は、時に亀が顔を覗かせる池に沿って建ち、雨の日には水の流れを愉しめるガーゴイルなども見どころだとしている。

「炎の囲炉裏」は、直径3mの囲炉裏を設置したBBQエリア。
薪火で豪快に、ジビエサルシッチャや熊野牛のステーキ・旬の食材をその場で焼いて愉しめるBBQセットや、自身でダッチオーブンを使い調理できるジビエカレー、ポトフなども用意する。
10人がゆっくりと過ごせるTIPIが設えられたエリアや、木々の合間にタープをはってゆったりとくつろげるエリアもあり、好きな場所を選択可能だという。

「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」の所在地は和歌山県和歌山市明王寺479-1、交通はJR「和歌山」駅より和歌山電鐵「伊太祈曽」駅下車後徒歩約20分(「伊太祈曽」駅からレンタサイクルが利用可能)、阪和自動車道「和歌山南」スマートICより車で約5分。
営業時間は9時~17時、年中無休(12月30日~1月3日は休み)。