【ニュース】 福山市、同市が保有する商業施設「エフピコRiM」の活用方法等についてサウンディング調査を実施 広島県福山市
2020.07.03
福山市は、同市が保有する商業施設「エフピコRiM」の活用方法等について、民間事業者等から提案や意見を募集、今後の運営事業者の公募に向けた検討の参考とするため、「対話」によるサウンディング型市場調査(サウンディング調査)を実施する。
「エフピコRiM」は、福山駅の西約500mに位置し、1992年(平成4年)に福山そごうとして建築された建物。
そごう閉店後は同市が土地と建物を取得し、商業施設と公共施設が複合する施設として運営を行ってきたが、2020年8月末に閉店することとなり、閉店後の活用方法について検討を進めているところだという。
対象施設は、本館1階及び第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場。
「対話」の募集期間は7月15日~29日、対象者は実施要項の「対話内容」に対して提案や意見が可能な人(個人でも法人でも可)。
「エフピコRiM再生事業」は、未来の福山を支える人材が生まれ、育っていく場としての役割を新たに担う事業であるとともに、現在同市が進めている福山駅前の再生をさらに加速させる重要な事業。
また、同事業はパブリックマインドを持つ民間事業者と同市が連携し、同市が保有する資産の活用を通じてエリアの価値を高め、ひいては市域全体の発展とその効果を備後圏域へ波及させることをめざす官民連携事業であり、同市にとって新たな挑戦となる事業だという。
なおサウンディング調査とは、遊休不動産などの活用方法について、公募により広く意見や提案を求め、事業への有用な意見やアイディア等を収集することを目的とした事業者との意見交換による調査。
スケジュールは、7月1日に実施要項の公表、事前説明会及び現地確認の申込期限は7月10日まで、7月15日に事前説明会及び現地確認、対話の申込期限は7月29日まで、対話の実施は8月5日~12日、調査結果の公表は8月下旬予定。
申込先は福山市建設局 福山駅前再生推進部 福山駅前再生推進室。
対話内容で同市が主に求める意見・提案の項目は、事業内容、事業方式、賃貸借範囲、契約条件、マスターリースを前提とした想定賃料・想定共益費、運営事業者の公募・選定、費用負担、施設の整備及び運営、公開空地及び駐車場の活用、防火管理、事業への参加意向、情報発信、その他。