【ニュース】 宝塚大劇場、7月17日より再開、各種ガイドラインに基づいた感染予防対策を徹底、観客にも協力を要請 兵庫県宝塚市
2020.06.17
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、杉山健博社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため公演を中止していた宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)を7月17日より再開する。
公演の再開にあたっては、政府・自治体等による感染拡大予防のための各種ガイドラインに基づいた施設内の感染予防対策を徹底することに加え、劇場内の座席や手すり・ドア・トイレなどに抗ウイルス・抗菌加工を実施。
公演は花組「はいからさんが通る」(7月17日~9月5日)より再開、その他の公演については宝塚歌劇公式ホームページで案内するという。
各種ガイドラインに基づいた施設内の感染予防対策のうち、座席については、間隔を前後左右1席ずつ空けるとともに、最前列の座席の販売を見合わせる。
また、通常よりも換気量を増やすほか、入場時には手指のアルコール消毒や赤外線体温検知機器を使用した体温測定を実施。
劇場施設内各所に消毒液を設置する。
一方、観客に対しては、劇場ではマスクを着用してもらうと同時に、客席での飲食・会話・発声を控えてもらう。
さらに、館内では可能な限り密集状況を回避するため、改札口付近やトイレ等で一定間隔を確保してもらうと同時に、ロビーや休憩所等でも可能な限り会話を控えてもらうとしている。
なお、劇場従業員はマスクやフェイスシールドなどを着用する。