【ニュース】 京都市京セラ美術館、6月19日より京都府以外在住者の来場を開始、3年のリニューアル期間を経て全国にお披露目 京都府京都市
2020.06.16
京都市京セラ美術館(京都市左京区)は、2020年6月19日より、京都府以外在住者の来場を開始する。
同美術館は、1933年(昭和8年)に開館した、現存するものとしては日本最古の公立美術館。
2017年4月に閉館し、耐震性向上や展示スペース拡大のため、改修・増築工事を実施、今年3月21日にリニューアルオープンの予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となり、5月26日より来場を京都府民に限定して開館していた。
6月19日以降は、感染拡大「第2波」を防止するため、引き続き事前予約制による入館制限を実施、入館者の体温チェックを実施したうえで、京都府以外在住者の来場を開始する。
展示エリアだけでなく、カフェ・ミュージアムショップ等の利用も展覧会の予約者に限定し、各所の消毒やスタッフの検温実施など、感染拡大防止を徹底するという。
リニューアルオープンにあたり、門川大作京都市長は「文字通り”文化の都”として、全国に皆さんと共に京都は役割を果たしたい、その象徴としての美術館でもあります。コロナとの戦い、非常に厳しいものがございました。この美術館はwithコロナ、新しい生活スタイルの象徴としての運営もしていきます。また、コロナとの戦いの中で安心安全も大事、同時に人間らしく生活していくために文化芸術の重要性を共々に再認識致しました。どうぞ皆さん、京都で、京都市京セラ美術館で感動を共有したいと思います。」とコメントしている。
京都市京セラ美術館の所在地は京都市左京区岡崎円勝寺町124。
開館時間は10時~18時(入場は閉館の30分前まで、要事前予約)。
今回は7月5日までの事前予約を受付、展覧会30分ごと(10時~
17時の間)に75人の定員とする。