【ニュース】 西武鉄道など、2020年8月31日で「としまえん」を閉園、「豊島園庭の湯」は2020年9月1日以降も営業を継続 東京都練馬区
2020.06.15
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、喜多村樹美男社長)が所有し、同社100%子会社の株式会社豊島園(東京都練馬区、依田龍也社長)が運営する「としまえん」(東京都練馬区)は、2020年8月
31日を以て閉園する。
なお、「豊島園庭の湯」にいては2020年9月1日以降も継続して営業する。
同園は1926年(大正15年)に開園。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防の観点から臨時休園していたが、感染症予防策を講じたうえで、6月13日より「あじさい園」のみ営業を開始、6月15日より遊園地全体(プールは除く)の営業を再開している。
同園を中心とした一帯は、1957年(昭和32年)に都市計画公園「練馬城址公園」の指定を受け、2011年には避難場所や防災拠点となる公園・緑地の整備促進の観点から、東京都より2020年度までの10年間で優先的に整備する「優先整備区域」に指定されている。
西武鉄道では、これまで東京都と公園整備に関する協議を進めてきたが、6月12日に東京都を含めた関係者と「都市計画練馬城址公園の整備にかかる覚書」を締結、今後の土地利用等の計画に鑑み、「としまえん」(豊島園庭の湯は除く)の閉園について正式に公表した。