【ニュース】 プロロジス、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」「プロロジスパーク猪名川2」を着工、賃貸面積の約75%が契約済 兵庫県猪名川町

2020.06.05
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒社長)は6月9日、2棟のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」「プロロジスパーク猪名川2」(兵庫県猪名川町)を着工した。
竣工予定は「プロロジスパーク猪名川1」が2021年11月、「プロロジスパーク猪名川2」が2021年8月。

これにより、同社による開発中・開発済みの物流施設は国内で100棟、総延床面積は約688万㎡となる。
なお今回着工した両施設の賃貸契約済み面積は、着工前の段階で合計約24万4,000㎡、賃貸面積の約75%に達しているという。

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「プロロジスパーク猪名川1」では、2019年7月に、工業用間接資材の通信販売大手・株式会社MonotaRO(兵庫県尼崎市、鈴木雅哉社長)と、1階~4階の約13万㎡について賃貸契約を締結。
「プロロジスパーク猪名川2」では、株式会社LIXILビバ(さいたま市浦和区、渡邉修社長)と1・2階の約5万5,000㎡、株式会社日立物流西日本(大阪市此花区、木村善之社長)と3階の約2万
6,000㎡、大手電子機器メーカーと約3万3,000㎡の賃貸契約を締結している。
大型のマルチテナント型物流施設が、着工前にこうした高い契約率を達成していることは稀だと言う。

開発地には、周辺住民や施設で働く人が憩いの場として利用できる約4,000㎡の公園と、約8,000㎡の防災広場を整備し、猪名川町へ提供。
防災広場は、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用されるとしている。

「プロロジスパーク猪名川1」「プロロジスパーク猪名川2」の開発地は兵庫県川辺郡猪名川町差組字小谷101-1他と2他。
敷地面積は「プロロジスパーク猪名川1」が10万7,172.74㎡、「プロロジスパーク猪名川2」が8万5,380.20㎡。
計画延床面積は「プロロジスパーク猪名川1」が21万8,152.22㎡、「プロロジスパーク猪名川2」が15万8,646.97㎡。