【ニュース】 大和ハウス工業、中国・四国地域最大のワンフロア面積となる物流施設「DPL広島観音」を着工 広島県広島市
2020.06.01
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は6月1日、広島市西区の空港跡地で中国・四国地域で最大のワンフロア面積を誇る物流施設「DPL広島観音」を着工する。
同施設の1フロアあたりの面積は約1万9,000㎡(1フロア当たりの賃貸面積1万3,000㎡)、延床面積は約9万6,000㎡(「MAZDA
Zoom-Zoomスタジアム広島」の約2.7倍)で、ともに中国・四国地域最大規模。
同施設は、山陽自動車道路「五日市」IC・「廿日市」ICより約10kmの立地。
中国・四国地域だけではなく、関西、北陸、九州地域へのアクセスも容易。
また、広島市中心部より約5kmに位置し、職住近接の就労環境も整っているとしている。
広島港からは約3kmに位置し、化学工業品や金属などの海運輸送を中心とするテナント企業から市内中心部へのアクセスを主とする企業まで幅広いニーズに対応可能。
さらに、工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内に開発するため、工業団地内に進出する工場などとも連携を図ることができるとしている。
建物は地上5階建て、最大10社(各階2社)のテナント企業が入居可能。
また、地盤面と倉庫フロアを引き上げることで、「広島市洪水ハザードマップ(高潮編)」の想定最高潮位よりも高い床面高(東京湾平均海面+4.4m)とするため、台風や高波などによる水害リスクを低減できるという。
「DPL広島観音」の所在地は広島市西区観音新町4丁目2874番
165他4筆 工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内、交通は山陽自動車道路「五日市」IC・「廿日市」ICより約10km。
敷地面積は3万9,551.75㎡、延床面積は9万6,558.52㎡。
構造・規模は重量鉄骨造・5階建て。
着工日は2020年6月1日、竣工日は2021年11月30日(予定)。
総事業費は約180億円。