【ニュース】 上野村、地元産イノブタを活用した秘境グルメ「イノBooさんど」を開発、「道の駅 上野」レストランで4月5日まで販売 群馬県上野村
2020.03.31
人口約1,160人(20203月1日現在)、群馬県内で最も小さな村・上野村は、秘境グルメ「イノBooさんど」を開発、4月5日まで「道の駅 上野」(群馬県上野村)のレストランで販売する。
「イノBooさんど」はイノブタの燻製と鱒の燻製クリームを挟んだホットサンド。
素材のメインとなるイノブタ(猪豚)は、昭和43年に村おこしの一環として全国に先駆け同村で飼育を開始したもの。
一般的な豚は約6ヶ月程度で出荷となるが、イノブタは出荷まで約8~9ヶ月かかり、現在の生産量は年間260頭ほどのため、村外ではなかなか手に入らない貴重な肉だという。
商品の開発にあたっては、群馬県・地元JA・村役場・万場高校の関係者が「清龍キッチンプロジェクトチーム」を結成、国の補助事業「中山間地農業ルネッサンス推進事業」を活用した。
およそ半年前より、何度も試作や試食を繰り返し、今回の販売に至ったとしている。
同村の清らかな環境の中で愛情込めて育てたイノブタと、高校生が考案した鱒の燻製クリームソースを組み合わせ生まれた同商品は、獣臭さがなく、赤身はコクと風味があり、脂身は甘く柔らかな味が特徴だという。
今回は試験販売となるが、今後はの消費者の声を反映し改良を加え、本格販売を目指すとしている。
秘境グルメ「イノBooさんど」の価格は各300円(税込)。
販売場所は「道の駅 上野」(群馬県多野郡上野村大字勝山甲131番地)レストラン。
販売期間は4月5日まで(4月2日はレストラン定休日のため販売休止)。
販売時間は14時~16時、試験販売のため数量限定。