【ニュース】 南海電気鉄道、「極楽橋」駅を4月21日にリニューアルオープン、電車側を「俗世=黒」、ケーブルカー側を「聖域=赤」として演出 和歌山県高野町

2020.03.30
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は、南海高野線とケーブルカーの乗換駅「極楽橋」駅(和歌山県高野町)を4月21日にリニューアルオープンする。

リニューアル後の同駅では、駅舎内の電車側コンコースを「俗世=黒」、ケーブルカー側コンコースを「聖域=赤」として演出。
「極楽鳥」や高野山に縁のある動植物などをモチーフに使用、駅舎内やケーブルカー車内の天井などにはフォトジェニックな空間を創出するという。

同社では、高野山と高野山麓エリア(「橋本」~「極楽橋」駅)への来訪者拡大と回遊性向上を目的に各種取組みを推進しており、昨年11月には「九度山」駅と「高野下」駅の駅舎リノベーションを実施、今年3月には「学文路」駅と周辺エリアの花スポット拡充を実施している。

今回の同駅のリニューアルでは、心身をデトックスしたい人などの新たなターゲット層に興味を持ってもらうと同時に、これまでに高野山麓各駅で実施してきた取組みとの相乗効果により、参詣道歩きの魅力向上も図るとしている。