【ニュース】 富山市、八尾おわら資料館をリニューアルオープン、おわらの発展に寄与した人物のストーリーを重視 富山県富山市

2020.03.27
富山市は、秋の風物詩として全国に知られる民謡行事「おわら風の盆」を紹介する富山市八尾おわら資料館を3月20日にリニューアルオープンした。
同館のリニューアルは、2000年4月のオープン以来初。

今回のリニューアルでは、おわら中興の祖で初代おわら保存会会長の川崎順二氏や現在のおわらの歌い方を確立した名人など、おわらの発展に寄与した人物のストーリーをより重視。
これまで以上におわらの魅力や発展の歴史をわかりやすく紹介するとしている。

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今回は新たに、昭和初期に使用されていた名人の三味線も展示。
大型スクリーンでの映像やVRでは、おわらの魅力を臨場感たっぷりに体験できるという。
タブレットによるデジタル展示では、貴重な資料の全ページや、昔のおわらの音源、おわらの演奏者のプロフィールなども紹介。
また、おわら風の盆を再現したフォトスポットパネルでは、記念撮影を楽しむこともできるとしている。

富山市八尾おわら資料館の所在地は富山県富山市八尾町東町2105番地1。
開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。
休館日は年末年始(12月29日~1月3日)、保守点検時などは臨時休館。
入館料は大人210円、高校生以下無料。