【ニュース】 別府市、新型コロナウイルス感染症の影響で来店客が激減した市内の飲食施設を応援するプロジェクト「#別府エール飯」を開始 大分県別府市

2020.03.19
別府市(長野恭紘市長)は3月18日、新型コロナウイルス感染症の影響で来店客が激減した同市内の飲食施設を応援するプロジェクト「#別府エール飯」を開始した。

新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控える動きが定着し、予定されていたさまざまなイベントが中止となり、企業によっては在宅勤務への切り替えが進められるなど、多くの市民や観光客で活気に溢れていた別府の街は今、普段の賑わいを失いつつあるという。
これにより同市内の旅館・ホテルを含む飲食提供施設では、来店客や宴会予約が大幅に減少し、その多くが苦境に立たされているのが現状。
本来3月は、12月に次いで大きな売上を見込める繁忙時期であるため、今回の業績下降の影響は計り知れないものがあるとしている。

こうした状況を受け、同市では、市民総出で飲食施設を応援する同プロジェクトを開始。
同プロジェクトは「テイクアウト」で飲食提供施設を応援するというもの。
テイクアウトであれば、飲食を提供する側は自信を持って店舗や商品を発信することが可能で、市民は気軽に店の味を楽しみ、店を応援することができるとしている。

参加者は、テイクアウトした料理を「#別府エール飯」のハッシュタグをつけて投稿。
キャッチコピーは「美味いは、コロナに負けない。持ち帰れ、別府の美味い飯。」。
 
なお同市では、「#別府エール飯」特設サイトを3月21日にオープンする。