【ニュース】 リヴ、福島エコロジカルが開発した「停電時でも閉じ込めが起こらない自動ドア」を京都初採用、同社1階をリニューアルしてカフェを2020年2月にオープン 京都府向日市

2020.01.14
住宅関連事業を手掛ける株式会社リヴ(京都府向日市、波夛野賢代表)は同社1階をリニューアルし、電気を使わない自動ドア「ミーモ」を京都で初採用、地域のコミュニティ・カフェを2020年2月初旬にオープンする。
同自動ドアは踏み板を利用したもので、災害時や停電時にも安心して使えるという。

「ミーモ」は、株式会社福島エコロジカル(福島県郡山市、中野孝一代表)が開発し、2012年度経済産業大臣賞を受賞したもの。
電気を使わず体重で動作する自動ドアは、「強制的な開閉力を持たず、挟まれ事故が起きにくい。」「停電に関係なく自動ドアとして機能する。」「水回りであっても漏電はない。」「モータ、センサーがなく消費電力ゼロ(CO2発生ゼロ)」「電磁波を出さず病院などでも使用できる。」「メンテナンスフリーである。」など、環境や人に優しい製品だとしている。

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電動自動ドアの場合は、災害発生時の停電の影響をうけ狭い室内に閉じ込められるおそれがある。
一方、「ミーモ」は、荷重によりドアが自動開閉し停電の影響を全くうけないため、災害時防災拠点施設としての機能を持たせ災害の影響を最小限におさえる取組みをおこなっている地方自治体に最も多く採用されているという。

なお同カフェでは、京都で40年の歴史を持つマルトシ珈琲の焙煎士による「こだわり焙煎のリヴ・オリジナルブレンドコーヒー」をはじめ、新鮮な果物スムージー、無添加のパンなど、健康的な生活を応援するメニューを取り揃える。

同社では、京都乙訓エリアで20年以上地域の工務店として培った技術でリノベーションした「くつろぎの空間」を提供、同社の顧客には特典も用意するという。
イベントスペースやシェアオフィスを地域の人々へ開放しており、今回のカフェも地域のコミュニティスペースとしての活用を見込む。

同カフェの所在地は京都府向日市寺戸町七ノ坪141株式会社リヴ本社1階。