【ニュース】 平戸観光協会、今年で15回目を迎える「平戸天然あら鍋まつり」を11月1日~12月30日に開催 長崎県平戸市
2019.10.31
平戸観光協会(長崎県平戸市)は、11月1日~12月30日の期間、今年で15回目を迎える「平戸天然あら鍋まつり」を開催する。
高級魚として知られる「あら(クエ)」の正式名称は「クエ」。
九州では方言名「あら」と呼ばれている。
クエは和歌山県などが有名だが、天然物のクエ漁獲量は長崎県が日本一。
中でも平戸市は全国有数のクエ漁獲量を誇り、11月~12月に漁獲の最盛期を迎える。
同市では、水揚げされたクエの殆どは都市部に出荷され、地元では全く提供されていなかったという。
同イベントは、地産地消の推進と、新たな観光誘客の素材として同協会が開催しているもの。
期間中は、平戸市内の参加施設(飲食店6軒、宿泊施設5軒)が「あら鍋コース」の食事メニュー又は宿泊プランを提供。
「あら鍋」は、白身魚でありながら、脂がのっているのにしつこくなく、コクがあるのにクセがなく、「ふぐちり」と並んで「鍋の王様」と呼ばれることもあるという。
また、参加施設の一部では、「あら鍋コース」とは別に「あらづくし」コースも提供。
あら鍋にプラスして、産地で新鮮だからこそ楽しめる「刺身」や「しゃぶしゃぶ」「珍味(肝臓、胃、エラ等)」などを味わうことができるとしている。