2019.10.31
Carstay株式会社（東京都新宿区、宮下晃樹代表）、東日本電信電話株式会社（東京都新宿区、井上福造代表）、株式会社エヌ・ティ・ティ・ル・パルク（NTTル・パルク、東京都台東区、浅野彰代表）は、車中泊に関する社会課題解決に向け、NTT東日本通信ビルの駐車スペースを車中泊スポットとして提供する。

今回、第1弾として開設した車中泊スポットは、栃木県日光市にあるNTT東日本の保有不動産「NTT今市ビル」と「NTT川治電話交換センター」の駐車場。
NTT今市ビルには4台、NTT川治電話交換センターには2台の車中泊スポットを整備した。
両スポットは10月29日より、車中泊スポットの検索・予約・決済サイト「Carstay」上から利活用可能となっている。

近年、訪日外国人含む観光客数が大きく増加したことで、一部の観光地では宿泊施設不足が深刻化。
従来のホテル泊や民泊に加え、車中泊による新たな旅行形態に流行の兆しが見える中、道の駅など休憩施設での宿泊による駐車場スペースの長時間占有等が社会課題となっている。

今回の同取り組みは、駐車場や空き地を車中泊スポットとして旅行者に貸し出すシェアリングサービスを展開するCarstayと、各地域に存在するNTTグループの保有駐車スペースを管理しているNTTル・パルクが連携し、実施するもの。
今後は、車中泊ツーリストの観光動機、動線分析や車中泊スポットに求める環境データなどを収集することで、観光促進による地域経済の活性化や、車中泊に伴う社会課題の解決にもつなげたいという。