【ニュース】 北日本新聞社、廃校に一夜限りのレストランが出現する「ReSCHOLA」プロジェクトの第2弾を11月9日に旧・坂上小学校で開催 富山県南砺市

2019.09.25
株式会社北日本新聞社(富山県富山市、駒澤信雄社長)は、世界有数の独特な地形が生む、富山県の豊かな環境とその多様性を「食」を基点に発信する活動「ReSCHOLA(レスコラ)」プロジェクトで、第2回目のイベントを11月9日に富山と岐阜の県境に位置する南砺市利賀村の旧・坂上小学校(スターフォレスト利賀)で開催する。

第1回目のイベントは、今年6月15日に旧・魚津市立大町小学校体育館で開催。
富山湾を代表する海の幸「白えび」をテーマ食材に、地元と県外から招かれた一流シェフが共同でコースメニューを振る舞った。
当日は、5倍の抽選倍率の中から選ばれた老若男女50人が参加したという。

同プロジェクトは、富山の休校・廃校再利用プロジェクトのひとつ。
プロジェクト名の「レスコラ」は、レストランの語源であり「回復」を意味する「restore」と、「学校」を意味するラテン語
「schola」から名付けた。
少子化や人口減少により休校や廃校になる学校が相次いでいる問題を背景に、県内各地の休・廃校を巡り、そこをレストランとして再利用することで、それぞれの地域の魅力を継続的に伝えるとしている。

当日は、料理人・音楽家・アーティストらが生み出す、一夜限りの夢のような空間と、その空間そのものが富山県のプレゼンテーションとなるような創意工夫を凝らした演出を行う。
サービスを提供する側とそこに参加した人々が、一度きりの特別な時間を共創することを通じて「富山を知る」きっかけとなることを目指す。

今後は、「とやま学びレストラン」と銘打ち、富山県内の休・廃校を巡りゆく移動型レストランとして季節ごとのイベント開催する予定としている。

第2回レスコラ開催予定日時は2019年11月9日の17時~。
会場は富山県南砺市利賀村 旧・坂上小学校(スターフォレスト利賀)。
料理人は、富山県富山市「L’évo(レヴォ)」の谷口英司氏、東京都目黒区「Cignale ENOTECA(チニャーレ・エノテカ)」の東森俊二氏。
テーマ食材はジビエ(予定)。