【ニュース】 埼玉工業大学とこだま青年会議所、「本庄早稲田」駅近辺の公道で自動運転バスの体験試乗会を9月29日に実施 埼玉県本庄市
2019.09.25
一般公道を走行可能な自動運転バスの開発を行っている埼玉工業大学(埼玉県深谷市、内山俊一学長)は、本庄市の公道で自動運転バスの体験試乗会を9月29日に実施する。
今回の試乗会は、公益社団法人こだま青年会議所(埼玉県本庄市)がJA埼玉ひびきの本店を会場とする9月例会「未来×地域×体験」のイベント開催に同大学が協力するもの。
9月29日の10時~17時に、JR北陸・上越新幹線「本庄早稲田」駅近辺の約2.3kmの公道を走行し、自動運転を体験してもらうという。
同大学は今年4月の発足した自動運転技術開発センターで、AI技術を本格的に採用して走行する最新の自動運転バスの開発を進めている。
今年8月1日には開発中の自動運転バスの試乗会を開催し、開発状況を公開した。
その後、坂戸・よさこい、横浜市・真空展などのイベントで体験試乗会を実施、多くの一般市民が自動運転を実際に体験したという。
同大学の自動運転バスは、株式会社ミクニライフ&オート(埼玉県加須市、大西浩樹社長)の協力により、マイクロバス「リエッセⅡ」をベースに自動運転AIを実装したもの。
既存の車両を活かした経済性の高い自動運転車だとしている。
AI技術を本格的に活用して自動運転(レベル3)の走行を実現、専用レーンでだけでなく一般公道も走行可能だという。