【ニュース】 サンケイビルなど7社、「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の優先交渉権者に選定、園地・水族館・宿泊施設・にぎわい施設・駐車場を再整備 兵庫県神戸市

2019.09.13
株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)・株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(東京都千代田区、須田貞則社長)・三菱倉庫株式会社(東京都中央区、藤倉正夫社長)・JR西日本不動産開発株式会社(大阪市北区、國廣敏彦社長)・株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)・阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)・芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、辻田泰徳社長)の7社は、神戸市が公募する「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」で、優先交渉権者に選定されたと発表した。
代表構成員はサンケイビル。

同案件は、施設全体で老朽化が進んでいる須磨海浜水族園で、新たな都市公園のあり方が問われていることを踏まえ、Park-PFI制度を用いることで、民間活力により、須磨海浜水族園・海浜公園の園地・水族館・宿泊施設・にぎわい施設・駐車場を再整備するもの。

7社は、「地域コミュニティと観光客が交流する『つながる』海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げ、公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と、観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させ、多様なつながりと交流を生むような場所と仕組み作りに取り組んでいくとしている。

201909131200

提案概要は、「歴史ある松林を保全・活用・育成し、魅力ある水族館を核とした市民の誇りとなる須磨海浜公園を創造」「地域コミュニティ(Education)と集客ランドマーク(Entertainment)が共存・融合するつながるエデュテイメント水族館を再整備」「水族館併設ならではのユニークな宿泊体験や、地産地消にこだわったフード&ビバレッジなど、価値体験型ホテルを再整備」「フジサンケイグループ各社や地元企業と連携し、本グループが一体となる再整備、安定的な運営」「様々な環境配慮型システムの導入により、
CO2排出量の削減、ライフサイクルコストの縮減」など。

「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の所在地は神戸市須磨区若宮町1丁目・須磨浦通1丁目、交通はJR「須磨海浜公園」駅より徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩10分。
開発区域は約10万1,900㎡(公園全体は約13万9,000㎡)。

今後のスケジュール(予定)は、基本協定締結が2019年10月、新築工事着工が2021年11月、駐車場供用開始が2023年5月、にぎわい施設・園地供用開始が2023年9月、グランドオープン(水族館、宿泊施設供用開始)が2024年3月末。