【ニュース】 佐川急便と青森県、青森市内~十和田湖間で「手ぶら観光サービス」の実証実験を9月15日より開始 青森県青森市

2019.09.12
SGホールディングス傘下の佐川急便株式会社(京都市南区、本村正秀社長)と青森県は、「青森市内~十和田湖間 手ぶら観光サービス」の実証実験を9月15日より開始する。

同実証実験は、青森市と奥入瀬渓流・十和田湖間を周遊する観光客に対し、手荷物の当日配達を行うもの。
同県は広大で多様な自然のフィールドと多くの景勝地を抱え、サイクリングをはじめ登山・トレッキングや十和田湖でのカヤック・カヌーなどのアクティビティが充実しているが、公共交通機関の利用者からは、移動時に手荷物を携行することで行動が制約されることに不満の声があったという。

今回実施する同実証実験は、こうした声を受け、手荷物輸送サービスを行うことで、周遊観光客の満足度向上を図るのが目的。
これにより、利用者の利便性が向上するサービスの開発につなげていく予定としている。

実証実験期間は9月15日~10月31日の金曜日・土曜日・日曜日・祝日。
実証実験区間は青森市~奥入瀬渓流・十和田湖(往復区間)。
青森市内・十和田湖周辺の提携先ホテル等で荷物の預け・受け取りが可能。
荷物を預けることができる時間は当日10時まで、提携先ホテル等への配送時間は19時まで。