【ニュース】 深谷市、「野菜を楽しめるまちづくり戦略」を策定、市長が「ベジタブルテーマパーク フカヤ」のオープンを宣言 埼玉県深谷市
2019.09.02
深谷市(小島進市長)は、「野菜を楽しめるまちづくり戦略」を策定、8月31日が「野菜の日」であることにちなみ、前日の8月30日に記者発表会を実施した。
同戦略は、全国有数の野菜の産地である同市全体をテーマパークと見立て、農業と観光を柱に、野菜を楽しむ4要素「知る」「味わう」「験(ため)す」「買う」を取り入れた観光コンテンツの開発や、生産者と観光客の交流・体験イベントの提供を行うというもの。
まち全体で「野菜をどこよりも楽しめる場所=ベジタブルテーマパーク フカヤ」を目指す。
平成29年度の同市農業産出額は347億8,000万円。
そのうち60%以上を野菜が占めており、深谷ねぎをはじめとした野菜産出額は埼玉県1位、全国6位となっている。
「道の駅はなぞの」2階のコミュニティスペースで行われた記者発表会では、小島市長が「ベジタブルテーマパーク フカヤ」のオープンを宣言。
食と農、特に魅力ある同市の野菜と農業を最大限生かすことのできる、まち全体の取り組みとして同プロジェクトを計画し、市内に3つある道の駅や飲食施設などの拠点や、生産者・市内外の事業者と連携しながら、観光客の市内周遊を促進させていくことを発表した。
さらに、将来的には観光にとどまらず、教育や医療、福祉など、これからのまちづくりの中で、野菜を中心とした多様な取り組みを行っていくことを「私自身、非常にワクワクしている」という言葉とともに宣言したという。