【ニュース】 三重交通グループ、建替中の「名古屋三交ビル」 を2020年4月中に繰り上げ開業、オフィス・ビジネスホテルで構成、商業フロアのテナント決定 愛知県名古屋市

2019.05.29
三重交通グループホールディングス株式会社(三重県津市、小倉敏秀社長)と三交不動産株式会社(三重県津市、高林学社長)は、現在建替中の「名古屋三交ビル」(名古屋市中村区)の建設工事が順調に進行していることから、当初予定の2020年6月開業を2カ月繰り上げ、2020年4月中に開業する。
合わせてビル1階の商業フロアのテナントが決定した。

新たな建物は、店舗・オフィス・ビジネスホテルで構成し、名古屋市営地下鉄「国際センター」駅コンコースと地下歩行者通路で接続する予定。
1階店舗には、三重県名産松阪肉の専門店「株式会社朝日屋」(三重県津市)が名古屋地区初出店となる飲食店「すき焼き牛しゃぶ 松重(まつじゅう)」を出店、本場松阪肉を提供するほか、名古屋の老舗カフェ「株式会社サンモリッツ&東京青山ロハスビーンズ」がスペシャルティコーヒーを提供する初業態のコーヒースタンドを出店する。

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同物件は、JR「名古屋」駅より徒歩8分、名古屋市営地下鉄「国際センター」駅より徒歩1分、目抜き通り「桜通」に面し、地下街ユニモールで名古屋駅にも直結する立地。
建物全体が優れた耐震性、防災性と機能性を持ち、省エネルギー化等を図るとともに、名駅エリアの新たな都市機能と景観を創出し、地域活性化の一端を担うとしている。

オフィス賃貸フロアは三重交通グループ各社が入居予定で、一般企業向けの区画も設定。
三重交通グループ各社のオフィスを集約することで、名古屋地区の拠点としてグループ機能の強化を図る。

8~16階のビジネスホテルには、三重交通グループの株式会社三交イン(名古屋市中村区、大川智弘社長)が運営するワンランク上の「三交イン Grande」ブランドが128室(予定)規模で出店予定。
全客室面積15㎡以上、バス(一部ユニットシャワー)・トイレセパレート式とし、人工温泉質のスパなどを設置する。

「名古屋三交ビル」の所在地は名古屋市中村区名駅3丁目21番7号、交通はJR「名古屋」駅より徒歩8分、地下街ユニモール14番出口すぐ、名古屋市営地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩1分(地下1階で同駅とエレベータ設置によるバリアフリー接続)。
敷地面積は1,227.48㎡、延床面積は約1万470㎡。
規模は地下1階地上16階建(1階店舗、2~7階オフィス、8~16階ビジネスホテル)。
総事業費は約50億円。