【ニュース】 阪神電気鉄道と阪急電鉄、梅田1丁目1番地計画で大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手 大阪府大阪市
2019.05.28
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)と阪急電鉄株式会社(大阪市北区、杉山健博社長)は、6月1日より、梅田1丁目1番地計画のうち、大阪梅田ツインタワーズ・サウス(大阪市北区)Ⅱ期部分の新築工事に着手する(開発業務は阪急阪神不動産株式会社:大阪市北区、若林常夫代表が担当)。
同計画は、大阪神ビルディングと新阪急ビル間の道路上空を活用した建替と、周辺公共施設の整備を一体的に行うことで、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観の形成等を目指したもの。
Ⅰ期部分は2018年4月27日に竣工、同年6月1日に新しい阪神百貨店(阪神梅田本店)が部分開業した。
今回着工するⅡ期部分では、2021年秋に全面開業する予定の百貨店ゾーンや、1フロア当たりの貸室面積が西日本最大規模(約
3,500㎡)となるオフィスゾーン(地上11階~38階)のほか、大小2つのホールを備えたカンファレンスゾーンを整備し、2022年春に全体開業する予定。
Ⅱ期部分のオフィスゾーンでは、同ビルで働くオフィスワーカーのための専用フロア「WELLCO(ウェルコ)」を12階に設置する。
同フロアには、1人用のカウンター席からランチミーティングができるボックス席まで多様な座席を設置したカフェ、カジュアルなミーティングから個人ワークまで多様なニーズに応えるラウンジ、眺望を楽しみながらエクササイズができるフィットネスジム(シャワーやロッカーも完備)を設置したウェルネスゾーンなどを配置。
常駐スタッフによるコンシェルジュサービスなども提供する。
また、11階のカンファレンスゾーンには多目的ホール「梅田サウスホール」を設置。
天井高7.0mの大ホール(882㎡)と天井高4.7mの小ホール
(180㎡)を設け、運営は梅田で多目的ホール「ハービス HALL」の管理運営を手掛ける阪急阪神エステート・サービス株式会社(大阪市福島区)が行う。
梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)全体竣工時の延床面積は約26万㎡(Ⅰ期部分・Ⅱ期部分合計)。
構造・規模は鉄骨造(地下部:鉄骨鉄筋コンクリート造)・地下3階地上38階。
主な用途は百貨店・オフィス・ホール等。
全体開業予定は2022年春。