【ニュース】 阪急阪神不動産、大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」でアプリを使用した集合住宅内のシェアリングサービスの実証実験を実施 大阪府大阪市

2019.05.13
阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、若林常夫社長)は、大阪ガス株式会社(大阪市中央区、本荘武宏社長)の実験集合住宅
「NEXT21」(大阪市天王寺区)で、アプリを使用した集合住宅内のシェアリングサービスの実証実験を実施する。

「NEXT21」は、近未来の都市型集合住宅のあり方について、環境・エネルギー・暮らしの面から実証・提案することを目的に、大阪ガスの社員とその家族が実際に居住して実験に参加し、ともに考えていくための大阪ガスの実験集合住宅。

今回の取組みは、集合住宅の共用備品だけでなく、入居者個人が所有する物や個人のスキルを集合住宅内でシェアする実証実験を行うことで、未来の集合住宅の新たな可能性を探り、新しいライフスタイルを検討するというもの。

阪急阪神不動産では、近い将来、住まいと暮らしを取り巻く社会が大きく変化することに着目し、「テクノロジーを活用し、心地よさを追求した暮らし」と「地域と入居者同士の心地よい関係が保たれた暮らし」の実現を目指している。

このため、未来の「新しいライフスタイル」を構想・開発するプロジェクト「LIVING STYLE 2025 住まいの未来」を推進しており、今回の実証実験は、同プロジェクトの一環として実施する。

今回の実証実験では、「NEXT21」の入居者にシェアリングアプリを利用したシェアリングサービスのある生活を体験してもらい、実証実験の結果を踏まえ、シェア活動の頻度やコミュニティ形成の変化などを検証、今後、マンションへの本格導入を検討していくとしている。
既に2019年4月中旬より対象者への事前アンケートを実施しており、5月12日よりサービスの提供を開始(実証実験開始)、12月中旬にサービスの提供を終了(実証実験終了)する予定。