【ニュース】 西日本鉄道と三菱商事、AI活用型オンデマンドバス「のるーと」をアイランドシティ地区で4月25日より1年間運行 福井県福岡市

2019.04.19
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、倉富純男社長)と三菱商事株式会社(東京都千代田区、垣内威彦社長)は、AI活用型オンデマンドバス「のるーと」をアイランドシティ地区(福岡市東区)で4月25日から1年間運行する。

「のるーと」の名称の由来は、九州の方言である「乗(の)ると」と、AIがルートを導き出すという意の「Know Route」の語感を掛け合わせたもの。
最先端の技術による先進的なバスを、地域の人々に気軽に乗り合ってもらいたいとの思いを込めた。

同バスは、アイランドシティ地区とイオンモール香椎浜、千早駅間を、利用客のリクエストに応じ、効率的なルートを選びながら運行する新たな輸送サービス。
アイランドシティ内に、乗降場所となる46のミーティングポイントを設け、需要に応じたきめ細やかなサービスを提供する。
なお、ミーティングポイントは今後順次拡大していく予定。

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運賃は大人1名200円~400円。
配車予約は4月20日よりインストール可能となる専用アプリ「のるーと」から利用可能。
アプリ利用者を対象に、オンデマンドバス利用時に使えるクーポンサービス(初回登録クーポン、利用額に応じたボーナスクーポン)を設けるほか、交通系ICカード「nimoca」のカード番号を登録した利用客には同社路線バスとの乗継割引サービスも提供する。

今後は、蓄積したデータを活用し、「のるーと」のアイランドシティ地区でのサービス向上を図るとともに、他地域への展開も検討していくという。

AI 活用型オンデマンドバス「のるーと」の運行期間は2019年4月25日から1年間。
配車受付時間は6時~22時(当日の予約限定、時間帯指定での予約は不可)。
使用車両は日産キャラバンマイクロバス、台数は5台、定員は10人(運転士含む)。