【ニュース】 大和リース、大津びわこ競輪場跡地の複合商業施設「ブランチ大津京」を着工、コンセプトは「公園の中の商業施設」 滋賀県大津市

2019.04.16
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)は4月15日、大津びわこ競輪場跡地の複合商業施設「ブランチ大津京」(滋賀県大津市)で施設整備工事を着工した。
オープンは2019年11月(予定)。

大津市では、同競輪場跡地の利活用方法について、2017年2月に公募型プロポーザル方式により、民間事業者の創意工夫による提案を募集。
同社は「公園の中の商業施設」を事業コンセプトに、「地域コミュニティの形成」「生涯スポーツの推進と健康支援」「未来を担う子どもの教育支援」「新規ビジネスと女性雇用の創出」という4つのテーマを提案し、優先交渉権者として選定されている。

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同社が整備する複合商業施設には、日用品を販売する物品販売店舗、カフェ・レストランのほか、幅広い世代が利用できるアウトドア・フィットネス関連の店舗や、地域交流スペース、託児機能付きオフィススペースなどを計画。
公園の中の商業施設として、地域の人々が活動・利用できる施設を目指すとしている。

施設名称の「ブランチ(BRANCH)」は、同社が全国に展開する複合商業施設ブランド。
地域のコミュニティを育む拠点として、体験型施設や交流スペースを設けた新しい業態の複合商業施設で、2019年3月末現在、「神戸学園都市」(兵庫県)、「茅ヶ崎」(神奈川県)、「仙台」(宮城県)、「福岡下原」(福岡県)、「松井山手」(京都府)を運営している。

「ブランチ大津京」の建設場所は滋賀県大津市二本松1番1号。
敷地面積は6万4,793.33㎡(全体面積)、公園用地は1万5,056.25㎡、施設用地は4万9,682.96㎡、延床面積は2万5,368㎡(全8棟合計)。
構造・規模は鉄骨造・2階建2棟、鉄骨造・平屋建6棟。
駐車場台数は756台、駐輪場台数は376台。
地権者は大津市、事業者は大和リース株式会社、設計・監理は大和リース株式会社。
想定来場者数は年間450万人、契約期間は31年6ヶ月(2049年5月まで)。