【ニュース】 イーソーコ、モノオクと資本・業務提携、モノオクの個人向けシェアリングサービスに着目 東京都港区

2019.04.11
物流不動産事業を手掛けるイーソーコ株式会社(東京港区、遠藤文代表)と物置きのシェアリングサービス「モノオク」を運営するモノオク株式会社(東京都渋谷区、阿部祐一代表)は4月10日、資本・業務提携を結んだと発表した。

イーソーコグループは、モノオクが提供するシェアリングサービスで、保管スペースを個人ユーザーまで落とし込んでいる点に着目。
その仕組みを活用することで、イーソーコグループが推進する物流不動産ビジネスの成長の幅が広がることを確信し、モノオクの株式を一部購入したという。

具体的には、国内BtoCのEC(消費者向け電子商取引)市場が拡大していることから、仕入れ・商品の保管・梱包等を複数社が共同で行える「物流専用シェアオフィス」を開設、スタートアップやブランド育成を支援する。

またイーソーコでは、モノオクが採用する最新テクノロジーを活用した決済や、インターネットでの与信管理を事業ノウハウとして取り入れ、2019年より本格稼働した初のBtoCサービス「イートランクボックス」などへの活用も視野に入れているという。
イートランクボックスとは、自宅で保管できないレジャー用品、オフシーズンで使用しない衣類、家電類などを倉庫内の簡易版トランクルーム内に保管するサービス。
倉庫内は24時間・365日体制でグループ会社の東運ウェアハウスが管理し、今後は全国規模にデポを拡大する計画としている。