【ニュース】 明石城築城400周年記念事業実行委員会、日本100名城・国指定重要文化財「明石城」の築城400周年記念事業を3月23日より開幕 兵庫県明石市

2019.03.22
明石城築城400周年記念事業実行委員会(兵庫県明石市)は、兵庫県立明石公園とその周辺を会場に、日本100名城・国指定重要文化財「明石城」の築城400周年記念事業を3月23日より開幕する。
テーマは「400年の時を刻む 明石城の魅力発見 ~お城とともに歩む明石のこれまでとこれから~」。

3月23日の開会式典では、明石城下に時を告げていた「とき打ち太鼓」をモチーフとする和太鼓パフォーマンスで記念事業のスタートを飾る。
その後、石碑除幕式に続き、城下町グルメフェスタとステージが楽しめるオープニングイベントを開催する。

春の記念事業第1弾では、3月29日~4月2日の期間、日本さくら名所100選にも選定されている明石公園の桜が見頃になる時期に合わせ、剛ノ池周辺と千畳芝の桜約200本をLEDで演出する「桜のライトアップ」を実施。

その後、夏は「光」、秋は「観月と能」をテーマに多彩な催しを行い、11月30日の閉会式典と記念植樹で253日間の幕を閉じるとしている。

明石城では、伐採や剪定により、樹木で隠れていた南側の壮麗な石垣をはっきりと見えるように整備。
明石観光案内所やあかし市民広場などで「明石城築城400周年イベントガイド」を配布するほか、「四〇〇年前、ここに宮本武蔵はいた。」 をはじめ6種類のキャッチコピーによる新たなのぼり、初代城主・小笠原忠政(後の忠真)と八代城主・松平直明をモデルにしたPR看板を設置するなど、来城者を迎える準備が整っているという。