【ニュース】 大和ハウス工業、広島市東区二葉の里地区で開発中の複合施設の名称を「GRANODE広島」に決定、4月1日に開業 広島県広島市
2019.02.13
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は、広島市東区二葉の里地区で開発中の複合施設の名称を「GRANODE(グラノード)広島」に決定、4月1日に開業する。
同施設の所在地は、JR「広島」駅より徒歩4分、広島空港リムジンバス乗り場より徒歩3分に位置。
広島高速5号線(2020年度末開通予定)を通じて、山陽自動車道路「広島東」ICにもアクセスしやすい立地となっている。
建物は地上20階・地下2階建て・延床面積約5万㎡(「MAZDA
Zoom-Zoom スタジアム 広島」約2個分)で、1フロア面積が中国・四国地方最大を誇るオフィス(3~11階)のほか、商業施設(1・2階)、全197室のホテル(13~20階)が入居する。
さらに、関東方面や関西方面へ向かう中長距離バスの発着場やカーシェアの待機スペース、レンタカーの受付窓口等も設置し、ビジネスユースだけでなく、観光目的のファミリー層など、幅広い層が利用できる施設としている。
同施設が立地する二葉の里地区は、JR「広島」駅北口の再開発街区で、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が2010年12月より土地区画整理事業を行い、全13.8haを5区画に分けて開発を進めてきた。
2014年5月には、広島テレビ放送株式会社(広島市東区、佐野讓顯社長)と株式会社エネルギア・コミュニケーションズ(広島市中区、熊谷銳社長)と大和ハウス工業の3社が財務省中国財務局の実施する一般競争入札で「広島の玄関口にふさわしい街づくり」をテーマに提案した結果、二葉の里5街区を取得。
その後、3社は土地を分割して所有し、連携・協力しながら開発、2016年12月にはエネコムがデータ通信棟を稼働し、2018年3月には広島テレビが新社屋(メディア棟)を竣工している。
今回開業する「GRANODE広島」1・2階には、上階のオフィスで働く人々へのサポート施設として、商業施設フロアを設置。
認可保育園や英会話教室、コンビニエンスストアなど16テナントを誘致した。
3~11階には、1フロア当たりの面積2,200㎡、総面積1万9,330㎡と、ともに中国・四国地方最大のオフィスフロアを設置。
1フロア最大12区画に分割可能としている。
13~20階には、大和ハウスグループのダイワロイヤル株式会社(東京都千代田区、原田健社長)が運営する「ダイワロイネットホテル広島駅前」(客室数197室)が入居(オープン日は4月13日)。
全室浴室・トイレ別で客室面積は20㎡以上、20階にはインバウンド客に需要が高いフィットネスルーム(宿泊客は無料)を併設する。
「GRANODE(グラノード)広島」の所在地は広島市東区二葉の里3丁目5番7号。
敷地面積は6,339.23㎡、延床面積は4万9,709.62㎡、オフィス階貸面積は2,175.02㎡。
構造は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造、規模は20階地下2階建て(地下:駐車場、1~2階:店舗、3階~11階:オフィス、13~20階:ホテル)。
総店舗数は16店、駐車台数は415台、駐輪場台数は203台。
総事業費は約200億円。