【ニュース】 高知県、2年間の大型観光施策・観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を同県全域で2月1日~2020年12月31日に展開 高知県高知市

2019.01.30
高知県は、観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を高知県全域で2019年2月1日~2020年12月31日(予定)に展開する。
同キャンペーンでは、大型観光施策として、高知の自然・歴史・食・文化などを生かした体験プログラムの提供、観光イベントなどを実施。
同キャンペーンスタートに合わせ、2月1日にはスタートセレモニーなど県内4カ所でイベントを開催する。

同キャンペーンは、2019年ラグビーワールドカップの開催や20
20年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、全国的にスポーツや関連するアクティビティへの関心が高まることが予想される中、事前キャンプ地としての選定や、インバウンドを含めた県外観光客数が年々増加している傾向、さらには昨年初めてのLCC(格安航空会社)が就航するなど、同県でも気運が高まっている状況を国内外に向けた観光PRの好機と捉えて展開するもの。

同県内では、自然&体験関連の施設が順次オープン予定。
2019年にはスノーピーク、モンベルなど日本有数のアウトドアメーカーが監修・運営する施設が順次にオープンするほか、2020年には足摺海洋館のリニューアルも予定されている。

目玉施設としては、高知県出身で植物分類学の父と称される牧野富太郎博士を顕彰する県立牧野植物園に、子供から大人まで植物に囲まれて遊べる憩いの芝生広場「こんこん山広場」が2月1日に先行オープン(グランドオープンは3月21日)。
さらに、植物に触れる機会を増やす参加体験型の学びの場「ふむふむ広場」も今春オープンする予定としている。

また、柏島や神秘と癒やしのパワースポット「伊尾木洞」などの美しい自然景観の情報を発信する施設の整備と併せて、観光案内やガイドサービスの充実などにより、高知の自然を体感できる環境の整備も進んでいるという。

さらに、2月1日から運用を開始するキャンペーン特設サイトでは、目玉機能として複数の大手オンライン旅行会社(OTA)と連携。
OTAに登録されている高知県内の体験プログラムが一元的に閲覧でき、簡単に予約することができるとしている。