【ニュース】 ユニフォームネット、80年前に途絶えた喜多方の染型紙「会津型」をグラフィックデザインとして復活させる地域活性化プロジェクトを始動 福島県喜多方市

2019.01.23
1975年2月に福島県で創業した企業用ユニフォーム専門商社・株式会社ユニフォームネット(東京都千代田区、荒川広志社長)は、喜多方の染型紙「会津型」を現代風デザインにアレンジして商品化する地域活性化プロジェクト「AIZUGATA×Graphics(会津型グラフィックス)」を開始した。

「会津型」は、江戸時代から昭和初期に栄え、福島県会津地方に眠っていた染型紙。
今回は、絶滅した伝統文化をよみがえらせるため、喜多方に眠る3万7,000点もの会津型を研究資料として保管するだけではなく、会津型独自のデザイン性を活かした商品を製作する。
第一弾では、4種類の染型紙のデザインを取り入れたグラフィックエプロンを10種類製作。
全国にPRするため、クラウドファンディングで支援者の募集を1月22日より開始した。

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江戸時代から着物の柄を染めるために使われてきた染型紙(そめかたがみ)。
福島県喜多方市(会津地方)では、伊勢白子や京都・江戸に肩を並べる染型紙の一大産地として、東北の服飾文化を担った染型紙「会津型」は、東北地方の服飾文化に寄与していた。
しかし、海外からの技術の流入により、100年以上続いてきた喜多方の染型紙「会津型」の歴史は1935年(昭和10年)でその幕を閉じたという。

当時、製作販売を一手に行っていた小野寺家の蔵に眠っていた約3万7,000点の会津型が1982年(昭和57年)に発見され、喜多方市に寄贈された。
現在、その会津型は、福島県及び喜多方市の有形民俗文化財となり、研究資源として保存・管理されている。

クラウドファンディングのリターン品は、1,000円で「AIZUGATA×Graphicsパンフレット」、4,480円で「限定25【早割10%OFF】会津型エプロン1種」、4,980円で「会津型エプロン1種」、3万円で「【支援者オリジナルデザイン】会津型エプロン制作!1デザイン×エプロン3枚セット」。
クラウドファンディングの実施日は1月22日~3月15日。
目標金額は30万円。