【ニュース】 モエレ沼芸術花火実行委員会、厚真町復興イベントのエンディングを飾る「厚真芸術花火」を1月27日に打ち上げ 北海道厚真町
2019.01.04
モエレ沼芸術花火実行委員会(札幌市中央区、糸川一也実行委員長)は、厚真町復興イベント「絆~手と手を繋いで頑張ろう厚真」のエンディングを飾る「厚真芸術花火」を厚真町総合福祉センターで1月27日に打ち上げる。
平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震では、最大震度を観測した厚真町をはじめ、北海道全域が大きなダメージを受けた。
9月8日に札幌で開催を予定していた「モエレ沼芸術花火2018」も中止となっている。
地震発生から約3月が経ち、街は活気を取り戻しつつあるが、いまも尚、北海道の観光・経済は大きな影響を受け続けているという。
同実行委員会は、「厚真を元気に!北海道を元気に!」を合言葉に、秋の花火大会で打ち上げが叶わなかった尺玉花火を再利用し、復興のシンボルの一つとなるような花火を打ち上げるとしている。
花火は古来より、鎮魂の意味を込めて打ち上げられていたもの。
今回は、地震で亡くなった人々への追悼、厚真町のさらなる復興、北海道の復興を祈念し、一発一発冬の澄み切った夜空に大輪を咲かせるという。
使用する尺玉は、直径約30cm(1尺)の花火玉。
花火の中で一番綺麗に開花すると言われ、全国の花火師が競い合うコンテストも開かれており、優れた尺玉はその美しさ・表現性から「芸術玉」と呼ばれている。
今回、モエレ沼芸術花火で提供する尺玉は、全国各地の優れた花火師がつくりあげる一級の「芸術尺玉」。
参加花火会社は、アルプス煙火工業・安藤煙火店・伊那火工堀内煙火店・柿薗花火・野村花火工業・響屋大曲煙火の全6社。
計12発の打上を予定している。
厚真町復興イベント「絆~手と手を繋いで頑張ろう厚真」厚真芸術花火の開催日時は1月27日の18時30分~19時頃。
会場は厚真町総合福祉センター(北海道勇払郡厚真町京町165-1)。
主催は厚真町復興イベント実行委員会、後援は厚真町、協力は
NPO法人モエレ沼芸術花火、モエレ沼芸術花火実行委員会。