【ニュース】 大井川鐡道、鉄道車両用の「すべり止めの砂」と、願いごとを記入しSLのかまで焚き上げる「護摩木」を販売 静岡県島田市
2018.12.27
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇社長)は、SL列車などの運転中、急坂を走行する際に安全を確保をする「すべり止めの砂」と、願いごとを記入しSLのかまで焚き上げる「護摩木」の販売を開始した。
「すべらない砂」は本来、鉄道車両が急坂を走行する際にすべり止めとしてレールの上にまくものだが、「試験にすべらない」「困難にも踏ん張ることができる」縁起物と言われている。
一方「護摩木」は、願いごとを書き入れて燃やすもので、煙は天に届き、人に福を与えると言われている。
今回同社が販売する護摩木と砂は、天台宗千葉山智満寺(静岡県島田市)で12月25日に祈祷を受けたもの。
購入者には願いごとを書き入れてもらい、同社が責任を持って預かり、SL列車の乗務員が燃焼中のかまに投入するという。
税込価格は「護摩木」(上部に社名入り、横4cm×縦21cm)が
180円、「すべらない砂」(約3g)が200円、「護摩木・砂セット」が350円。
販売場所は大井川鐵道主要駅売店(金谷・新金谷・千頭)、新金谷駅前プラザロコ売店。